講師のブログ❷ 宅建士試験とはどのようなもの【2】?
こんにちは、パシスト宅建講座の石田です。
宅建士試験には、権利関係(民法含む)という科目があり、全体の28%出題されています。
また、宅建業法と合わせると、2つの科目で7割近くになります。しかしながらこの権利関係で苦労される受験生が多いのも事実です。
先ほど、権利関係(民法含む)と書いたように、権利関係の中では民法のウェイトが高いです。
民法はすべての法律の基礎ともいえる法律ですが、条文が1,046条もあり、宅建士試験ですべての条文が
関係するわけではありませんが、マスターするには相応の時間が必要です。
宅建士受験生は、法律を専門外にしてきた方も多く、特に負担に感じるようです。
宅建業法では暗記が通用するのですが、民法では暗記は通用しません。
そのような中で、28%出題される権利関係(民法含む)をコンパクトに効率よくやるかが合格のカギです。
毎回の講義では、三者間の関係は図にして講義するなど、わかりやすく伝わるように努めていますが、
権利関係は攻めこむところではないため、受験生には14問中半分の7問の正解を目指そうと言っています。