お勧めの勉強法

今日から実践できる!
お勧め勉強法

今日から実践できる!お勧め勉強法

多忙な社会人が仕事と勉強、あるいは家庭を両立させながら、資格取得に向けた勉強を続けることは容易ではありません。
しかし、ちょっとしたコツで勉強を習慣化できたり、勉強効率をアップさせたりすることができます。以下でご紹介する方法はお勧めの勉強法の一例です。
あなたに合った方法で無理なく勉強を続けていきましょう。

勉強のモチベーションを維持するコツ

勉強しようと思うものの「集中できない」「続かない」という経験はありませんか。
集中できない原因の一つは勉強する環境にあります。
勉強に適していない環境にいては勉強に身が入らず効率も悪くなります。勉強のモチベーションを維持するためにできることを考えてみましょう。

細かな勉強計画を立てる

限られた時間の中で成果を出すためには、現状を把握してから自分に合った計画を立てるのが有効です。
まずは「各試験項目であと何点を獲得すれば合格ラインに乗るか」「目標点数を獲得するために不足している知識は何か」といった現状を確認します。
その上で1ヶ月・1週間・1日の単位で、何にどれだけの時間をかけて勉強をしていくのか計画を立てましょう。1日1日と立てた勉強計画を着実にこなしていくことで試験の合格ラインに近づいていきます。思っていたより勉強が進まない日もあることを見越して、無理のない計画を立てるのがポイントです。

細かな勉強計画を立てる

朝やスキマ時間が勉強のチャンス

本業の仕事が忙しい方が勉強時間を確保するために行っているのが、朝勉強やスキマ時間での勉強です。
仕事終わりの疲れた状態で勉強するのではなく、夜はきちんと睡眠をとり翌朝少しだけ早起きをして勉強してみましょう。朝スッキリした状態で勉強に取り組むと効率も上がります。
また、電車の移動時間やランチの待ち時間などのちょっとしたスキマ時間を見つけ、短時間でもできる勉強をしてみましょう。短時間でもよいので集中できる時間を作ることが大切です。

朝やスキマ時間が勉強のチャンス

勉強の邪魔になるものを置かない

あなたがいつも勉強する場所はどこですか。図書館やカフェなどの外であったら、勉強の妨げになる物は周りにないと思います。
一方、家で勉強する場合はマンガやゲーム、動画閲覧用タブレットなど娯楽の物がたくさん置いてあり誘惑が多くなります。
その誘惑を断ち切るためにまずは勉強に必要のない物を部屋に置かないようにしましょう。
肌身離さず持ち歩くスマートフォンも要注意です。メールやSNSの通知が来て集中力が途切れてしまったり、調べ物をする過程でつい娯楽のほうにそれてしまったりするからです。スマートフォンはあえて別の部屋に置くなどして、簡単に手にとれない環境にしましょう。

勉強の邪魔になるものを置かない

休息の時間も作る

人の集中力は90分前後と言われており、適度に休憩しないとむしろ勉強効率は下がります。タイマーをセットして時間が来たら休憩するといった方法で、上手に休憩をとりましょう。
また休憩中の過ごし方も大事です。頭を休めつつも休憩後またすぐに集中できるよう、好きな飲み物を飲む、軽くストレッチする、空気の入れ換えをするなどがよいでしょう。
休憩中のテレビやゲームは勉強意欲を低下させるためNGです。

休息の時間も作る

効率を上げるためのお勧め
アイテム

仕事に忙しい社会人の場合、ただやみくもに勉強するのではなく限られた時間の中で効率よく勉強することが大切です。
勉強の効率を上げるために効果的なアイテムをご紹介します。

タイマー

何時間も通して勉強できる人はいません。途中でダラけてしまったり、他のことに目がいってしまったりと集中力は次第に落ちていきます。
勉強している間、できるだけ集中力を持たせるために有効なのがタイマーを使った勉強方法です。「時間内に○ページまで終わらせる」などと目標を設定して自分を追い込むことで集中力が高まります。
タイマーの設定時間は自分が集中力を保てるぎりぎりの時間にし、合間に10分程度の休憩をはさみます。

タイマー

手帳

勉強の計画を立てる時にお勧めなのが、勉強用の手帳を作ることです。月・週・日単位で勉強内容と勉強時間を記入して、その通りに勉強を進めていきます。こうすることで、勉強の抜け漏れがなく着実に力をつけていくことができます。もし予定通りにいかなかった場合も、その先の予定変更を加えるのも手帳があればやりやすくなるでしょう。

手帳

付箋

付箋は計画したスケジュール通りに勉強を進めるためにとても役立ちます。
1日に行う勉強内容を色分けした付箋に記載して机など貼り付けておき、勉強が完了したら付箋を外します。こうするとどれだけ勉強したかが一目でわかり、勉強するほどに付箋がなくなっていくことで達成感も生まれます。また、参考書やプリントなどで問題を間違えてしまった箇所に付箋を貼りつけることで、どこを復習すればよいのかがわかり勉強の効率化にもつながります。

付箋

効果的な勉強方法

勉強に集中しやすい環境と勉強効率を高めるアイテムがそろったら、自分に合う効率的な勉強方法を見つけましょう。
以下に効率的な勉強方法の例を挙げます。まずは試してみて自分に合うものを見つけてきましょう。

ポモドーロ・テクニック

ポモドーロ・テクニックとは「25分間の勉強+5分間の休憩」のサイクルを繰り返す方法です。
長時間ダラダラ勉強すると集中力のない無駄な時間ができてしまいますが、25分の短い時間でも集中して勉強しそれを繰り返すことで、しっかり学力をつけることができます。

区切りが悪いところで勉強を中断することになってしまうと思われるかもしれませんが、勉強を再開した時にはやめる直前の思考を再生しやすくなり、勉強再開の精神的ハードルを下げることもできるのです。勉強への集中力を保てず悩んでいる方にはポモドーロ・テクニックはお勧めです。

ポモドーロ・テクニック

繰り返し勉強法

一つの教科書や参考書を繰り返し読む勉強法です。1回目は内容がよくわからなくてもとにかく読み進め、2回目はより深く内容を読み取りながら理解した箇所をチェックします。3回目は重要と思われる箇所と不明な箇所をチェックし、不明な箇所を調べて疑問点を解消していきます。
3回繰り返し一冊を完璧に理解することで、理解度が格段に上がります。
一つの科目を確実に、より深く理解したい場合にお勧めの勉強法です。

繰り返し勉強法

青ペン書きなぐり勉強法

記憶したい内容を、青色のボールペンで書きなぐっていく方法です。とにかく書くという行為が記憶の定着に有効であり、勉強量が目に見える形で現れるのでモチベーション維持にもつながります。
多くの内容を記憶したい場合にお勧めの方法です。

青ペン書きなぐり勉強法

勉強の成果を発揮するために

勉強の成果を最大限に発揮するためにもっとも重要なのは、「睡眠」と「継続」です。
無理して勉強を続けても体調を崩してしまうこともありますし、継続的に勉強できなければ知識が頭に入らず合格できません。

睡眠や休息を大切にする

集中力や暗記効率は睡眠時間を削ると低下しやすくなり、十分に睡眠をとってから勉強したほうが集中力や暗記効率はアップし、効率よく勉強できます。
ですので、最低でも1日6時間は寝るようにしましょう。
どうしても勉強を続けなくてはいけない時でも、眠くなったら一度横になりましょう。15分ほどの仮眠だけでも頭がスッキリすると言われています。

睡眠や休息を大切にする

少しずつでも継続する

毎日10分でもいいから、毎日勉強を続けることが重要です。たとえ短時間でも毎日積み重ねていくことで、着実に知識が身につきます。
逆にまったく勉強しない日が続いてしまうと、今まで積み上げてきた知識も薄れてしまう恐れがあります。
疲れていたりやる気がでなかったりする日は1ページ参考書を読むだけでかまいません。とにかく毎日の勉強を積み重ねていきましょう。

少しずつでも継続する