FP2級試験の合格点は?
FP2級とは、一般的には国家資格のFP技能士2級のことをいい、金融財政事情研究会(きんざい)と日本FP協会の2団体で主催しています。
試験は、学科試験(10時~12時)と実技試験(13時30分~15時)からなり、1日の中で両方の試験が行われます。
合格基準は、学科、実技ともに60%以上となります。
学科試験は①ライフプランニングと資金計画、②リスク管理、③金融資産運用、④タックスプランニング、⑤不動産、⑥相続・事業承継の6分野に分かれます。
全て四肢択一式のマークシート方式で各科目10問。全部で60問出題されます。60点満点ですから36点以上が合格点です。
実技試験は、日本FP協会の場合、資産設計提案業務になります(金財も実施していますが、受験生の多くは日本FP協会を選択します)。
「資産設計提案業務」の内容としては、6分野全てが範囲となりますが、①「ライフプランニングと資金計画」から出題される傾向が高いので、合格点を取るには、こちらを重点的に学習するのがお勧めです。
記述式は40問出題されます。100点満点ですから60点以上が合格点です。
以上